学びのあり方

ビジネス

去年だったか、とある情報通のお方と話をしているときに、
これから来るビジネスは「教育」だよ、と言っていた。
その時には「そうなんですね~」と、他人事のように聞いていたのだけれど、
思えばそのころから「大人の教育」について関心があったのかもしれない。

実は今真剣に考えている。大人のリテラシーを提供する側として。
昨今、YouTubeでいろんなことを学べるしムーク(日本版)などを利用して
本格的な教育を得ることもできるようだ。
学ぼうと思えば、情報としての学びはいくらでも得られる。
あとは情報格差と本人のやる気なのかもしれない。
そして情報の取捨選択のリテラシーが求められてくるのだろう。

これからは、情報をインプットするという学びよりも
重要なのは、その人の「考えを聞く」という学び方になるのだろう。
この世の中「絶対に正しいこと」などありえないと皆気づいているのだし、
教育者は自分が何を見て聞いて感じてその考えに至ったのかを話し、
生徒には「考え方」を一緒に考えるという時代になるのではないだろうか。
その一環として、自分の考えも率直に述べなければいけない。
実際、アメリカの大学ではディスカッションが重視されている。

アメリカの大学と言えば、
インフラも相まって、大学教育にかかる費用が大変なことになっているらしい。
2000万円以上が当たり前のようで、格差が広がっているようだ。
でも、上記のように大学に行かずオンラインで上手に情報収集することで学べる今、
独学の時代に突入しているともいえる。
それでは教育で収益を上げるにはどうしたらいいのだろう。
まずは誰よりも先にYouTubeなどで情報を無償で広げる!そうすれば、
人気が集まり広告収入やサロンなどでマネタイズができる。
その知識を武器にお金を得ている人たちを敵に回す行為なのだが。
しかし時の流れは速いので、お金を払って得た知識もあっという間に陳腐化してしまう。
新しいものはなおさらだ。我先にと情報開示する時代となってきている。
ならば、古いものを深ーーく学べば陳腐化しないのか?
いや、解釈の仕方は日々変わる。時の流れが急流すぎる。
いったい、この流れは緩やかになるのだろうか。

今日、ある人と教育無償化に賛成か反対かの話をした。
私は賛成なのだけど、相手の方は反対と言っていた。
教育の「価値」が下がるというのがその理由だった。
情報の価値がこれだけ下がっている今、
じゃ、有料教育の付加価値は何でしょう?と聞くと、
人間味(?)なのではないか?という。
画面越しの情報より、同じ場所で聞く話の方が伝わってくるものがある。
という話だった。実際にそれはそう感じる。
オンラインは気軽な分、心に感じる重要度も軽くなる。(私の感想)
確かに。受講している内容が、薄っぺらく感じるというか、
真剣度が減るような感覚がある。受けるほうの身構え方なのかもしれないけれど。
音楽を聴くときだって、ライブの方が絶対真剣に聞く。(私の感想)
お金を払えば真剣度が増す!ということなのかもしれない。(これも私の感想)

そういった意味で、お金を払うことに価値があるのか?
それじゃ、どこぞの宗教団体のようでもあるな(笑)

今回の題材の発想になったお話は、
ポットキャスト
「News Connect ~あなたと経済をつなぐ5分間」

Spotify https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn…

Voicy https://voicy.jp/channel/2676

Apple https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1608666340

日曜日の塩野誠さんのゆる~いけれど的を得たお話が好き。
ぜひ聞いてみてほしい。塩野さんは「とーふメンタル」らしい(笑)
(とーふメンタル=メンタルが弱い)

「耳人間」の私が情報を得るのに最近はまっているamazonAudible

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学び方はいろいろ。一度じゃ頭に入らないので、
2度3度聞くと自然と頭に入っていることに気が付く。

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