脳の不思議

人間関係

ポットキャストで、脳科学の話を聞いた。
a scope
以前も一度聞き流していたのだけど、どんな話だっけ?と思って再度聞いてみて理解が深まった気がする。話の内容は、脳のつくりは千差万別、外の世界を皆が同じように見ているとは限らない。体と感情はとても結びついていて、どちらが先に発信しているのかわからない。体と感情のズレが続くとメンタルに不調をきたす。(実際に脳に炎症が起きている)人の感情を左右するミラーシステム。(自分を守るために不快を相手に伝える、または伝わる仕組み)などなど。

今の科学では、実際にわかっていることは限られている。(らしい)

なんでもそうだが、知れば知るほど、知らないことやわからないことが増えてくる。
物知り顔の人間ほど、そうでもない人なのかもしれない。
何かで聞いたが「マウンティング」してくる人は、そういう人だそうだ。
マウンティングしてくる人の特徴として紹介されていたのが、
学ぶことをやめた人、頭の悪い人、が含まれていた気がする。
私はマウンティングする人のことをそれほど不快に感じないたちなのだけど、なるほどそんな気もする。ポットキャストで語っていた教授も「わかっていない」ことをきちんと言っていたので信用できる(笑)まだまだ一線でご活躍されているのだろう。

話がそれたが、ポットキャストの話の中で、脳が受ける信号には体からの信号(自律神経)と外界から受ける信号(感覚神経)があり、脳はそれらを受ける側になったり発信する側になったりする。自律神経からなのか、感覚神経からなのか?ごっちゃになって「吊り橋効果」が生れる。ご存じの方も多いと思うが「吊り橋効果」とは、吊り橋の上で異性を見ると恋に落ちやすい?恋したと勘違いする効果のことで、吊り橋の上でドキドキしている中で異性を見ると「恋をしている」と脳が錯覚してしまうこと。
そのことから、ただの胃炎から脳はストレスを受けていると勘違いしてウツ病になったりもするらしい。ということからも、心もからだも健やかでなければいけないということがわかる。

もう一つ、興味深かったはなし。
最近まで、体は脳から一つ一つの指示で動いていると言われていたのだが、実は反射神経で動いているようだとわかってきたという。例えば「コップの水を飲む」という動作を、以前は「コップを見る」「手を伸ばす」「コップをつかむ」「持ち上げる」と脳が信号を出して筋肉が動いていると言われていたが、実は一連の作業を脳が想像してそれを反射的に筋肉に反映しているらしい、ということだ。
なので、何事もイメージが大切だ!ということが実証される結果となった。
自己啓発などで「強く思えば実現する」などと言われてきたけど、まんざら嘘じゃないのかもしれない。自然とイメージした作業や行動を人はとってしまうのかもしれない。

確かに、何事もまずは意識してイメージしないと始まらない。
想像力がいかに大切か!再度、確信した。

脳のシナプスは宇宙にも似ているという。
なんとなく脳は宇宙だと思っていたが「やっぱりか」と思った。ならば限りなく広がっていくのだろう。寿命が尽きなければ(笑)
最近何人かに偶然会った際に、「ちょうど夢に見た」「ちょうど考えていた」と言われた。脳の電波は距離をも超えてつながっているのかもしれない。
脳波を読み取れることになれば、口から出る言葉だけではなく伝わる未来が実現するかもしれない。
悪い心もお見通しにされる(笑)清らかな心を維持できるよう、体も健康であらねば!
と思った昨今でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました