土地や建物を探すのは、恋人探しのようなものだ。
欲しい時には、なかなかいい物件に巡り合わない。
だからと焦ってはいけない。すべては縁なのだ。
恋人選びも、欲しい欲しいとガツガツしていては、怖くて人は逃げていく(笑)
先日、高校以来の友人と会って思い出ばなしにはなを咲かせた。
一緒に行った「ネルトンパーティ」でのこと。
(当時はやっていた「ねるとん紅鯨団」という番組をまねした合コン飲み会)
友人は私のつきあいだったので、彼氏を見つける気もなく参加したのだが、
その日の一番人気になったのだ。
後から聞くと「みんなに年収を聞いたよ。嫌われてもいいから(笑)」という。
メンバーの中で一番ガツガツしていないわりに、いきなり腹を割った話ができたのが、
もしかしたら好印象だったのか?と、私は分析した。
不動産選びも同じことで、ヘンな駆け引きなしに初めから腹を割って話したほうがいい。
そして、ガツガツしないこと。せかして来る人には要注意。
「他の方もこの物件を気に入っておられます」は買わせるための常套句だ。
逆に、「急いでないのですが本気でいい物件を探していまして。」という態度でいれば、
「早く買っていただけるのであれば値下げします」といういい話が聞けるかも。
ガツガツしている人には、こんな話は出てこない。
急いでいません!のポーズだからこそ、こんな話も引き出せる。
ただし、「冷やかしではないですよ。」ということもきちんと伝えないといけない。
「影響力の武器」という本は人間がとってしまいがちな行動について書かれている。
売る側の人間は、そんな人間の心理を利用していることが良くわかる。
買う側としても知っておいていい話ばかりだ。と、感じた。
あ~、この手はあの時の営業さんの手だ!と思い出してしまうかもしれない。
私には思い当たる節が、いろいろとあった。(笑)
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