数ヶ月前になるが、住宅のオンラインセミナーを受講した。
一コマ目が省エネ住宅について、もう一コマが電磁波の話だった。
正直、電磁波の話は眉唾ものと、感じていた。
目に見えない上に「因果関係がはっきりしていない。」と必ず注釈がつく。
その上「〇〇トロン」など、怪しく高価な治療機をお年寄りが理由もわからず買っている。
電磁波を利用する商売は怪しい!という勝手な印象を持っていた。
しかし、電磁波過敏症の方の話を少し伺っていたので興味が湧いてきた。
そしてセミナーの話の内容を聞いているととても信憑性を感じた。
その話をいったい私が人に上手に説明することはできるだろうか?
と自問自答して、はや2ヶ月ほど立ってしまった。
違う方向からの本も読んで確信を持ってから、書こうと思っていたのだが、これ以上時間が経つと
どんどん忘れる。
まずは、講師だった全国電磁波測定士協会の土田氏のお話の内容を少し紹介することにした。
一言で電磁波と言っても様々。電場と磁場をあわせて電磁波という。
光も電磁波の一種。必要以上に恐れてはいけないことを冒頭で言っておこうと思う。
家電の影響
家庭内の家電は、コンセントを差している状態ですでに電磁波を発している。
電圧がかかっているからだ。
コンセントや照明のための配線からも常に電磁波が発させられている。
電流には直流と交流があり、電磁波を発生させるのは主に交流である。
太陽光発電からコンデンサーまでの回路は直流なので、屋根の上からの電磁波は、
気にしなくても良い。コンデンサーで交流に変えられるのでそれ以降は交流となる。
電場と磁場の違いは、波のちがい。
波長の長い電場は特に体の中まで影響を及ぼす(?)
高周波は骨格が跳ね返す。
家電を4つに分類。
触れて使うもの。離れて使うもの。
短時間のみのもの。長時間使うもの。
この中で一番良くないのは、長時間、触れて使うもの。
代表例としてホットカーペットや、電気毛布がこれに当たる。
IH電磁調理器は、とても改善されて今は測定しても気にならない程度になった。
電子レンジや炊飯器からは多くの電磁波が出るが、長時間浴びないようにするなどの、
使い方などの対処法がある。
住宅は。
家電から、住宅へ話を進めると。
30年前より、コンセントや照明の数は大幅に増えた(どちらも約3倍)。
住宅の壁や2階の床と1階の天井の間には多くの配線が張り巡らされている。
それらの配線から影響を受けるのは60センチ~1メートル。
2階の寝室だとベットに寝ていても影響を受け続ける。
住む人にとって対処法がない。
電柱からの引込位置にも要注意。子供の寝室付近には設けないほうがいい。
また、Wi-fiの位置ににも注意が必要。
海外との比較
海外のコンセントは3本穴が多い。これはアースで電磁波を逃がすためのもの。
海外は200V、日本は100V。一見日本のほうが安全に感じるが、電圧が低い分、
電流(電気の流れる量)は多くなる。電磁波も増える。
更に、200Vを使う海外はアースコンセントが主流。電磁波は外に逃がす。
日本は200V以上がアース付きとなっている。
最近は、省エネのためエアコンも100V。アースがなく家の中に放電。
家電のコンセント端子にはアースが付いているが、コンセントにアースがないので
意味をなしていないのが現状。
電磁波と体
アレルギーとこれら電気設備の増加には相関関係があるのでは?と言われている。
体は常に電荷をまとっている。外からの電荷がこうも増えていて影響がないはずがない。
2階の床から近い位置で寝る日本人。睡眠障害も起きている可能性がある。
頭の近くにスマホを置くのも良くない。スマホは常に電波を求めて作動している。
一度ためにしに、ブレーカを落として寝てみることを勧める。
電磁波の測定
全国電磁波測定士協会では、電磁波の測定を行っているそうだ。
測定費用、5万2500円。
電磁波測定士の中には医師も多くいるという。
脳外科医の義兄も、電磁波の危険性を語ってはいたがプリウスに乗っているので、
信憑性薄いなと感じていたが、なるほど。電磁波にもいろいろあるなど、奥が深い。
なので、もう少し勉強してからブログを書こうと思っていた。
私も例に漏れず、2階の床に布団を敷いて寝ている身。
一度自ら測定体験したら、改めてこちらで紹介したいとも思っている。
今後、もう少し情報を得てこの内容をブラッシュアップしてこうと思う。
参考書籍
参考書籍。
アース革命
土田 直樹 (著)
眉唾に感じているかもしれないが、一度読んでみてほしい。
Kindle Unlimited 読み放題
Praime readin プライム会員 1000冊以上が読み放題
コメント