生物との暮らし

黒ラブ シーザー 思い
黒ラブ シーザー

(人もセイブツ、として。)
一緒に暮らすと、どうしたって良くも悪くも互いに影響を与え合う。
体験や感情を共有できて心を豊かにすることもあろうが、反面、
マイナス感情を増幅させてしまうこともあるからやっかいで。
わが家も一昨年まで、盲導犬を早期リタイヤしたラブラードールレトリバーと一緒に暮らしていた。それはそれはおっとりした性格で、毎日の散歩は私の至福の時でもあった。しかし、おっとりしているとは言え、犬は犬、時折いたずらで家のモノを壊したり盗み食いをすることが多々あった。
それを含めて、愛するにあたいする存在だったのだけど。
自分以外の生物と一緒に過ごすということは、面倒が多いとことなんだと思う。
他の人と暮らすということも。

子供にも、いろんな生物との暮らしは、感受性を育てるのにとてもいいことだと思う。
ことばが通じない相手のことをおもんばからなきゃいけなかったりする。
やさしく接するべきものとして。
子供にとってみれば、自分が一番やさしくされたいであろうが、
どうにも理不尽な存在。それが、ほかのセイブツ。
きっと、年下の兄弟もそんな存在で
自分ではどうにもならないことを学ぶ場でもあるのかも。

先日、映画「グランドジャーニー」を見た。
実話に基づく。渡り鳥の絶滅を防ぐため安全なルートを教える旅を始めた少年の話。
家族の物語でもある(ように映画化されている)

実際のご夫妻の映像がYouTubeにあるのでぜひ見てほしい。
映画より美しい。

マイナス面も多い、他のセイブツと暮らすことなのに、
人は一緒に過ごすことを求めてしまう。
その温もりなのか、視界に入る動くものが欲しいのか。
ことばをかわしたいのか、体験を共有したいのか?
でも、確かに心が救われる瞬間があることも事実で、
それは、一緒に過ごした者の間にしか認識ができなく、
周りがジャッジできるものでもない。

ペットのことでもあり、家族のことでもあり、夫婦のことでもあると、
濁しておこうっと(笑)

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