気の流れ

日常

心でも、体でも、人間関係でも、建物でも、地球環境でも。
循環することは大切だ。と思っている。
気の流れは、きっとこの循環に紐づいている。

人の気持ちや考えはコロコロ変わる。変わっていいとも思う。これも循環。
人の体の物質は一年もたてばすべて入れ替わっている。これも循環。
つきあう人、かかわる人も変わっていく。これも人間関係の循環。
地球環境では、水や空気は循環しているし、生物も入れ替わる。宇宙単位でみると、星にも寿命があって生まれては消えているのだろう。実際はわからないけども、宇宙空間自体も生まれ変わる説もある。きっと循環している。仏教的には輪廻転生している命。循環している。
循環していることが健全な状態なのだと感じる。

「気の流れ」は、この循環なのだと思う。
建物に関しては、建物の中のモノや人を循環していることが同じく健全な状態。
循環の速さに差はあれど、循環させるものなのだ。
昨日、話していた方、今とても忙しく食器は紙皿を使っているのだとか。
弁当箱も、洗えない時には捨てるという。とても速い循環だ!(笑)
そのことを「ものを大切にしないとダメ!」と否定するのは簡単だけど、彼女には彼女なりの事情があり(詳しくは書かないけど)がんばっていることの方を応援したい。
お子さんと「今日はトイストーリーのお皿だよ!」と楽しんでいるという。
「毎日ピクニック気分だね。」とポジティブにとらえていた。彼女のそんな所を尊敬したいと思った。

昔々風水の講義を受けたことがある。
うろ覚えだけど、建築士でもあり占い師でもある??方だったような気がする。
その割に、「風水が絶対!」ということを言わない方だった。
当時人気があった細〇和〇さんをディスっていた(笑)。その方、細〇和〇さんとも面識があるらしいが「人を不安にして商品購買を煽るのは良くない」というよなことを言っていた気がする。
うろ覚えだけど。

風水の考えは、本来中国から伝来した街づくりのもので建物のような小さな空間に適応するものではない、とか、鬼門は方角的に虎と牛の間で、合わさると鬼のようになる。さらに建物の中で一番寒い箇所で、ここに服を脱ぐ部屋(お風呂やトイレ)をもってくると、ヒートショックを起こす人が多かった。なので、鬼門に水回りは良くないとなった、とか。西の台所はものが腐りやすい⇒臭くなる⇒柑橘系の果物でごまかす⇒西にオレンジの発想にいたる。とか、そんなことを教わった。
占い的な話かと思っていたら、分析的な話で不意を突かれた感じだけど面白かった。
つまり風水は運気の流れというよりも、先人の知恵だったのね。と思った。

仕事で既存の建物にうかがって調査などをすることも多いのだけど、そこに気の流れを感じたりもする。空気の流れとモノの流れとが合わさった感覚なんだろうと思う。
使われなくなった部屋は、なんとなく空気もよどんで感じるしモノにも活気がない(笑)
新しければいいとかではなく、きっとしばらくそこに放置されているような佇まいというか。そんなものを感じる。建物はそんな箇所から傷んでくるもので、シロアリは人の足音がしない所から侵入するとも聞く。逆に、隅々まで活用されている建物は気持ちがいい。自宅を顧みると反省しきりだけど(笑)

人間のからだもきっとそうで、隅々まで活用するべきなのだと感じている。
頭ばかり使っていてはだめで、全部使い切り血流を良くしたい。


先日、ジムで肩甲骨を動かすようしきりに言われた。
確かに最近PCに向かってばかりで固まっていた。
肩甲骨、大切です!とのことです。おもい出したら動かそうと思う。

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