負の感情

人生

人間、どうしたって負の感情が沸いてくるもの。
自虐的な感情だったり、攻撃的な感情だったり、見下したり蔑むような感情だったり、
妬みや嫉妬の感情だったり。白黒つけられない感情もあったり。
その感情に向き合って、「何が」自分をそうさせているのか考える。自分を操る。
でも、それが行き過ぎるともっと深いところが苦しみだす。そして、健康を害する。

動物はどうなんだろうと考えたことがある。
人間のように考えて行動しているのか?自分という自覚があるのか?
パブロフの犬じゃないけど、条件反射、生理本能のみにしたがって生きているのか?
飼っていた愛犬を見ているとそんなこともないと思った。彼なりにいろいろ考えていそうだ。
何が有利に働くのかためして、その結果、最適解で行動している。自分がどうあるべきか?じゃなくて、どうすれば有利になるか?だ。わかりやすくて気持ちがいい。人間もそれでいいのかもしれない(笑)。犬にとっての負の感情は、今までの経験に紐づいた「危険だ」と「なんとなくいやだな」というものなんだろう。

人間は社会的な生き物なので、どうしたって周りの人から影響を受けてしまう。でも、キチンと自分の感情と他人の感情を分けないといけない。相手の共感能力を利用して操るタイプの人間もいる。意図してそうしているというより、自然とそうしてしまうのかもしれない。マキャベリストとまではいかないまでも、時折そうしてしまうような人は少なくない気がする。夫婦間でもよく見られたりする。と思う。専門家じゃないので強くは言えないけど。共依存にならないよう健全であるために、やっぱり客観視は重要なんだろう。

客観的にみて、あまりに理不尽であれば負の感情を表に出していいと思う。
理性で抑え込むことに慣れてしまうと、芯の部分が壊れてしまう。
逃げ出してしまうことも大切だ。逃げ出し方がわからなくなる前に。
よく、ネガティブなことを言うとダメとか聞くが、言っていいと思う。
ネガティブを自覚して、じゃあどうするかを考える次のステップに移るために。
ダメだと言う人は誰かのネガティブを聞くのが嫌なのだと思う。
それなら、発言せずに書くのがいい。弱音を言う人の方が、鬱などの発病率が低いと聞いた。
何が言いたいかというと、自分の負の感情も認めてあげてほしい。ということ。壊れる前に。


なんか偉そうに書いちゃったけど、それほど自分も自分を操れていないと、追記しておこう。

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