時間管理

人生

今日、自分の時間管理の未熟さをいつもながらに感じた。
ついつい5~10分の時間を甘く見てしまう。余裕をもって計画を練るものだから、きっちり終わらせずに「あともうちょっときりのいいところまで!」とズルズルしてしまう。
そうすることで、少しずつ時間が足りない感覚にとらわれて、大切な場面で落ち着いた環境ではなくなってしまう。

身の回りの整理整頓についても、極論、時間管理が重要で、先延ばしの思考が整理整頓の足かせになる。その物をどうするか決定できずにいると出しっぱなしになってしまうからだ。
いついつまでに、この問題やこのもの達に決着をつけよう!という決断力と時間管理が必要だ。決断力にはエネルギーが必要で、散らかる前に速決断できればいいのだけど、やっぱり悩む。なので、自分なりの決め事を作るといいのだろう。まだまだできていないのだけど。

今日、新たに感じたのは人とのかかわりにおいても時間管理が大切なことだ。待ち合わせに遅れないことはあたりまえのこと。今日思ったのは、誠意の問題だ。
人への贈り物を購入しようと、自分なりに時間をとっていたのだけれど、作業が遅れたり、来客があったりで結局その贈り物を選ぶ時間が削られた。
品物を選びながら、なんとも申し訳ない気持ちになった。もちろん、相手の方には「あわてて選んだもの」ということは伝わらないのかもしれない。けれど、熟考したものはきっと相手にも伝わると思っている。
誰かを大切にするということは、どれだけ時間を費やしたかに現れてくるような気がしている。

また、自分を見つめなおす時間をとることも大切で、私は少し自己欺瞞の傾向があると自覚している。今年は感性を磨き自分と向き合おうと思っている。すぐに外に答えを求めてしまう体質を改め、自分とかかわりたい。そのためには、やはり向き合う時間を作らなければと思っている。このブログはそのためにはとてもいい役割を担っている。
ついでに言うと、夜の内省はよくないらしい。なので、いつも朝に書いていたのだけれど最近生活のリズムが崩れてしまった。それで実感した。確かに心と脳によくない。少し興奮気味となり、ゆっくり眠れていない気がする。寝ている間も、脳の中の内省が終わっていないような感覚で次の日まで同じことにとらわれている。「とらわれない」ことが目標なので改めねば!

日々の雑多の中で、作業をこなすだけでは見えてこないものに目を向けることも重要だと感じている。
そのためにも、時間を止める習慣も大切だ。そんなことに、茶道を初めてから気が付いた。
お稽古中は、携帯、時計、アクセサリー、写真、メモもNGと最初に教わった。
そして、いまこの瞬間に用意された設えを愛で感謝し、自分の体と向き合い所作や心持ちを操る。自分にとって、とても貴重な時間になっている。水を差す瞬間に消えるお湯の沸き立つ音。消えて初めてその存在に気づく。
お湯の湯気もごちそうで、茶釜のふたを開けた瞬間、温かさが目だけではなく五感に伝わってくるここちよさ。
とても、贅沢でありがたい時間だ。

ただ、いまだ、足のしびれに慣れていない(笑)

時間は無限にあるように勘違いしていて、先延ばしにしていないか?常に問いたい。
何か大切なことを忘れていないか?このひと時は有意義な時間なのか?

そして明日こそは、このブログ、朝に書こうと思う。

TED日本語 – ティム・アーバン: 先延ばし魔の頭の中はどうなっているか
検索して見てください。楽しいです。ご参考に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました