マルチタスク

せんとぴゅあⅡ (東川町複合交流施設) 人生
せんとぴゅあⅡ (東川町複合交流施設)

マルチタスクは作業効率を悪くする聞く。
できるだけ一つのことに、集中して作業をこなしたいのだけど世間はそれを許さない(笑)
主体的でいたい、と設計事務所を立ち上げたけれど、どうして、
取引相手が変わっただけで、やっていることは変わらない。
上司が元受けや施主に代わっただけ。
没頭できる環境を整えるには、やはり従業員が必要なのだろう。
でも、そうなると、従業員を没頭できない環境に置くことになる。
私の理念にそぐわない(笑)

集中力を作るのに20分かかると何かで聞いた。
なにかの刺激で集中力をそがれると、元の作業効率を取り戻すのに20分ロスすることになる。
なので、携帯は基本目の着くところに置かないようにしている。
こちらからの連絡も、できる限りメールなどで送る。
ちょっと急ぐ時には、ラインやメッセンジャー。
本当にすぐに答えが欲しい時だけ、電話することにしている。
というのは仕事の話。

プライベートでは電話がいい。
やっぱり、活字より電話がいいと、昨日、母からの電話で思った。
母は、入院していてこのご時世、誰にも会えずにいる。
声帯の機能が落ちてしまって、呼吸困難の危険があったため喉に穴もあけている。
そのため、地元の地域医療では緊急時に対応できないという理由で退院できずにいる。
発声練習で少しは話せるようになったのだけれど、去年の暮れよりそれも難しくなった。
電話の声が、徐々に聞き取りずらくなり、何度も聞き返すものだから電話はかかってこなくなった。
やり取りはすべてラインとなってしまっていた。
そんな母から久々に昨日電話があり、言葉も聞き取れとても嬉しく感じた。
やはり、活字より声、声より動画、動画より面談。早く面談できる日が来ることを心待ちにしている。

話が大きくそれた。
マルチタスクについて。
年を負うごとに同時に作業できる量は減ってくるそうだ。
若い時には、知らず知らずに20以上の作業を同時にこなしていたりするらしい。脳の中での話だろう。
年齢とともにその数は減るのだとか。どうりで!と思った(笑)
脳の機能を落とさないためには、仕事終わりに楽しむ習慣が大切だとか?
人と楽しくおしゃべりするのがいいらしい。最近一人事務所にこもっているので、頭の老化が著しいのかもしれない。楽しいことを探そうっと。母に電話してみようか。

設計の仕事は取り掛かりから、実際収益になるまで時間を要する。
なので、資金力がない限り同時にいくつもの物件を進行させている。
Aの物件に没頭しているときにBの件で急いで対応しなくてはいけない事態が起こる。
毎度、毎度、集中力の分断がおこる。
一つのプロジェクトだけに没頭できる、大きな組織だとどんなにいい事か。

しかし、これからは組織より個人の時代になると言われている。
個々の実力が必要な時代がくるのだとか。
そのつど、そのつど、プロジェクトに参加して収益を上げるような働き方になるのだろう。
まさしく、建築士的な働き方ではないか!
でも、選ばれなければ厳しい時代となるな~。と感じている。

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