対価

ビジネス

地域の女性企業家の協会的なものに所属している。
最初は知り合いの設計士さんが福岡で女性起業家の何らかのイベントで
発言すると聞いて、興味を持って参加した。
起業したばかりで、何もかもうまくいかない時期で、
人脈を広げる必要を強く感じたのがきっかけだった。

もともと、内気だし(自分で言うか(笑))
友人も、少数精鋭が居心地がいいので、
努力して多くの人に認知してもらおうなどとまったく思ってもいなかったし、
知ってもらうことでのリスクのほうを怖く感じていた。

しかし、良い事も悪いことも人がもたらしてくれるものだ。
起業してつくづく思う。
今まで、なんてもったいない時間を過ごしてきたんだろう。
いろんな場面でもっと積極的に自分をアピールするべきだった。

起業家の皆さんを見て思う。
個性的な人が実に多い。(自分もかも)
そして、うまくいっている人は明るくて前向きだ。
なかには男性に媚びている感じの方もいるけれど、
それは、きっと生き延びる手段の中の一つなので否定する気はまったくない。
妬むくらいなら、自分もそうするべきなのだろう。
ただ自分はそれを上手にできないだけだ。
そんな感じで皆さんの様子を、密かに研究させてもらっている(笑)
自分も見習おうと、自分を振り返りつつ。
未だ右往左往しのび悩んでいる方は、やはり少し守り側に付きがちのように感じる。
コミュニティーを大切にするあまり、周りに気を使っているし、
不安にとらわれ変わろうとしない。
成功する人は、一心にゴールを見ている気がする。

昨今、女性の収入の少なさが問題にもなっている。
平均で男性とは、年収100万もの差がある。
10年で1000万の差にもなる。
理由は色々あるだろう。
正社員にならずに働くことや、管理職になりたがらないことなど。らしい。
一番は根っこは、女性自身が心にリミッターをかけているからでは?と、
先日、友人が言っていた。
それは、きっと一理ある。自分の価値を見誤っている。

例えば、ハンドメイドを販売するとする。
どっかで教わった、誰でも作れるものであれば安くてもしかたない。とも思うが。
心を込めて作った世界で一つのもの。
この私が作ったのだから!という心意気の値段をつけてもいい!
大企業が作った大量生産のものと比較して、これくらいじゃないと売れない・・・
とせずに、自分がブランドになるくらい自分を内側から高めればいい。と思う。
自分もか!(笑)そうだよね。

何でもいい、自分を作り上げて行くことが大切で
そのヒストリーが価値になる。そんな生き方ができるといい。

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