設計事務所の仕事

人生

攻めと守りと

年を負うごとに保守的になる。失敗してからの回復力に自信がなくなるためか、または多くの失敗や不幸を目の当たりにしてきたためか。そのどちらでもあるような気がする。若いころは、未来は明るく輝かしく見えていたのに、年を経ると、物事はそう簡単ではなく...
人生

マルチタスク

マルチタスクは作業効率を悪くする聞く。できるだけ一つのことに、集中して作業をこなしたいのだけど世間はそれを許さない(笑)主体的でいたい、と設計事務所を立ち上げたけれど、どうして、取引相手が変わっただけで、やっていることは変わらない。上司が元...
思い

キャパオーバー

案の定、最近キャパオーバー気味だ。土曜の今朝も朝からずーーっと、PCに向かって作図中。疲れた~。作業の偏りを均等にすることについて、真剣に考えないといけない時期に来ているのかもしれない。がしかし、資金に限りがある。資金的にも自分一人でもなん...
人間関係

内から見るか、外から見るか

建築を考える上で、どちらから考えるか。いろんな制約があり、先に大きさが決まるのだけど、そのあと視点をどこにおいて考えるのが正解か?考えていた時期があった。勤めていた設計事務所のパースは、いつも空から俯瞰したものを作っていた。「人は鳥のように...
思い

ヒートショックの正体

家庭内の不慮の事故。実は交通事故の死亡者数より多い。H18年 交通事故死亡者数 6000人そこそこ 家庭内での不慮の事故による死亡者数 2万人を超える。家庭内における主な不慮の事故の種類別で溺死が3割を占め、近年も増え続けている。ヒートショ...
人間関係

ジャッジする側、される側

大人になると駆け引きが必要なようだ。「ようだ」というのは、私にはまったくそのような素養がない(笑)いつでも、どこででも、だれでも、公平でありたいと心掛けている。だから、とは言えないけれど、駆け引きなどはしたくない。というかできない(笑)でき...

光と影

先日、お茶会に参加する機会をいただいた。本来、正会員じゃないと参加できないという、キチンとしたものだ。キチンと、おちゃに携わる方々の中で恐縮しながら一服いただいた。 おもてなしについて、いろいろお伺いした。道具のしつらえも大変由緒正しいもの...
思い

ぐるりとは

よく、「ぐるり設計室」の名前の由来を聞かれる。建築は一人でできるものではなく、また、建築主以外にも、地球環境や周辺環境にも影響を及ぼしてしまう。独りよがりでは成り立たない。建築主だけが納得する建物や、ましてや設計士の独りよがりではだめだと思...
人生

受け継ぐこと

「一人の高齢者が死ぬと一つの図書館がなくなる」若いころに聞いた気がすると思い検索してみたところ2002年の国連で言われたことらしい。私にとっては、2002年はついこないだのことと感じるが、もう20年もたっている。印象的な言葉で、とても記憶に...

流行りすたり

建物にも流行りすたりがある。