これからはコンテクストを紡いで、プロセスをみせることが大切と言われている。
何を売るか、ではなくて、なぜ必要か?なぜ売るのか?を発信することが企業に求められている、と。情報通のビジネスパーソンにはとうに周知されていることで、今更そこを追っても2番煎じ3番煎じになってしまうような気もする。ビジネスパーソンは消費者でもあり、あの手この手の戦略を練っていることはお見通しなのだろうとも感じている。なので、やはり情報に頼るのもほどほどに自分なりのやり方を見つけ出していくことが大切な気がしている。そして常にそれは変化していかなければならない。
プロセスエコノミーという考え方が新しく生まれている。完成品を売るのではなく作成していくプロセスで差別化をはかる考え方のようだ。完成品の水準が高くなった昨今、差がなくなってきている。それより各個人らしさを追求していくとプロセスエコノミーにいたる。ってことのようだ。各プロジェクトごとに手間ひまかけたものにこそ価値がある!
私もそれには賛成。それに見合った報酬も必要になることが必須だけど。
人が頑張っている姿を応援したくなる。情熱大陸やプロジェクトX、カンブリア宮殿に人気があるのはその表れで、自分を投影したくなるからだろうと勝手に分析している。各番組はそれぞれ成功者でもあるから、なお勇気づけられる。でも、世の中それほど簡単じゃない。きっと皆それなりに頑張っていても認められない思いが多くあって、承認欲求が膨れ上がっているのが現代だと感じている。
プロセスを商品化できるのであれば、そのプロセス自体が「やらせ」っぽくなってしまいそうな気もする。つまり、頑張っているふり?(笑)素人でも頑張っていればOK。結果はどうでもいい、とならないようある程度は実力も必要だと思っている。高品質になれてしまったバブル世代はどうしても品質も気になってしまう。
しかし、たしかに低品質でもいいのかも。
手作り感を求める気持ちもわかる。
大工さんや左官さんに手作り感を出すように求めても、逆に難しいようだ。
また、そんな仕事はしたくないと言っていた(笑)
ならば、家主の手によるDIYで荒削りな仕上がりな方が心がこもって感じられる。そうゆうことか!
こころはディテールならぬコンテクストに宿る。ってこと?ちょっと違うかな(笑)
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