ブランディングの前にマーケティング?

人生

起業したての頃言われた言葉だ。
企業コンサル(?)的な催しで、アドバイスを求めた際に私の名刺を渡した方にいただいた言葉。
「ブランディングの前にマーケティングなのにな~」
どういうわけか、今も覚えている。
ビジネスについてまったく疎かったので、何のこと言ってるのかよくわからなかった。
私の名刺は知り合いのデザイナーさんにお願いして、
シンプルで紙にこだわりクラフト紙に活版印刷のような印刷技法でできている。
通常のモノより少しだけ高価(笑)
シンプルな分、情報量が少なく、ただカッコつけているように映ったのかもしれない。

その後、少しずつその意味がわかってきた。(正直まだおぼろげだけど)
マーケティングとは、調査してターゲット決め、戦略・戦術を練りアピールなどを実行。
その後、結果を調査して修正し、また実行。って感じかと勝手に思っている。
ブランディングとはマーケティンの一種なのかな?
商品をどう見てもらうか?商品のイメージをより良くし、
評価を高め価値を高めるための手法なのかと。(まちがっているかも)
戦う土俵を決めることも含まれるかもしれない。


私の場合、一個人なのでセルフブランディングになるのだろう。
マーケティングをするならば、人との差異を探して、求められることを供給し続けなければいけない。
ならば、ニーズを把握してそれに自分を合わせるべきなのか?と悩むことが多々ある。
求められている場所が、自分のありたい姿と違っている。
経済的にやむ終えない時には、それに従わざる終えない。
マーケティング的には、需要と供給がないとビジネスにならない。
だけども、「おのれ」が大切にしたいものもあるわけで。
じゃ「おのれ」はいったい何がしたい?と、先日ふと立ち返ってみた。
だけどいまだはっきりとは見つからず。もやもやが募る。
ニーズにしたがって求められることを今はこなしている。

そもそも、設計事務所にマーケティング手法を取り入れるのは、
商業的すぎて「いかがなものか?」という思いも少しある。
それでも生きていくには経済活動が必須で、考えずにはいられない。
生き方の話にも通じていて、
なりたい自分と、今の自分とのギャップをどう埋めるか?みたいな話になる。
現状の中に「幸せ」を見つけてその幸福中で生きていくのも一つの解だし、
ミッションに向かって目標を決めてそれに向かって自己鍛錬するのも間違っていない。と思う。
ミッションを成し遂げた先には、きっと新たなミッションを作って生きていくのだろうけど。

などと、今日も理想と現実を行ったり来たりしている。
だけどブログを書いている間に、「理想も現実も混在していい。」と思ってきた!
今日もまとまらない(笑)

行き過ぎたセルフブランディングは危険だとも感じていて。
実際の「おのれ」より立派に仕上がってしまって、自分の首をしめてしまいそうで。
なので、このブログではできるだけカッコつけずにいようと思っている。
なんて、かっこ悪さの言い訳かも(笑)

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